2016年2月公開
エクストリームスポーツを取り入れたノーCGアクション映画Ⅹミッション。
『X-ミッション』は、2015年に公開されたアメリカのアクション映画で、監督はエリック・ブレスとジョン・ストックウェル、主演には『トワイライト』シリーズの主役を務めたテイラー・キッチュと、オースティン・バトラーやレイ・ウィンストンが出演しています。本作は、極限のアクションシーンとスリル満点のストーリーで観客を魅了し、世界中で注目されました。エクストリームスポーツをテーマにした本作は、スカイダイビングやパラグライダー、バンジージャンプなど、ありえないほど危険でスリリングなスポーツを駆使して描かれる一方で、友情や裏切り、冒険といった要素も含まれています。
以下に『X-ミッション』の詳細を紹介していきます。
1. 基本情報
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公開日: 2016年2月20日
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監督:エリクソン・コア
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脚本: エリクソン・コア
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出演者: エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、レイ・ウィンストン
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制作費: 約5,500万ドル
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興行収入: 約8,600万ドル(全世界)
2. あらすじ
『X-ミッション』の物語は、極限スポーツに魅せられた一群の若者たちが巻き起こす冒険と裏切りを描いています。物語の主人公は、ボーディという若いアクションスポーツ愛好者で、スカイダイビング、パラグライダー、バンジージャンプといった危険なアクションに夢中です。ボーは、これらのスポーツで仲間たちと共に無謀なチャレンジを繰り返すことを楽しんでいます。
ボーディ最愛の友人であるジョニーは、かつて共にエクストリームスポーツを楽しんだ仲間で、今では少し冷静になり、リスクを避けようとしています。ジョニーは、ボーディがエクストリームスポーツに依存しすぎていることを心配し、彼に警告します。しかし、ボーディは自分の限界を超えて新たな挑戦を求め、世界的なアクションスポーツのチャンピオンを目指す決意を固めます。
ボーディの行動は、極限スポーツの魅力に取り憑かれた仲間たちの中で波乱を巻き起こします。物語が進む中で、ボーディはアドレナリン中毒のような状態に陥り、常に危険な挑戦に挑み続けます。その中で、仲間たちとの絆が深まる一方で、裏切りや人間関係の複雑さも浮き彫りになります。
映画は、スリリングなアクションシーンと、ボーディが人生の選択を迫られる葛藤を描き、観客に感動と興奮を与えます。ボーディが極限のスポーツに没頭する一方で、彼の過去の失敗や感情が彼の行動に影響を与え、物語は複雑なドラマを展開します。
3. キャラクター紹介
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ボーディ
ボーは、エクストリームスポーツの愛好者で、スカイダイビングやパラグライダー、バンジージャンプなどを駆使して自分の限界に挑戦し続けます。彼はアドレナリンを求める一方で、過去にある大きなトラウマを抱えており、それが彼の行動や決断に影響を与えます。ボーは仲間たちにとって非常に魅力的なリーダーであり、彼らを引っ張っていく存在ですが、危険を冒しすぎる一面もあります。 -
ジョニー・ユタ
ジョニーは、ボーの親友であり、かつては共に危険な挑戦を楽しんでいたが、現在はその生き方を避けようとしているキャラクターです。彼は、ボーの危険な行動に対して心配し、彼を守りたいと思っていますが、ボーが彼の忠告を無視することで二人の関係は次第に悪化します。ジョニーはボーを助けたいと思いながらも、次第に自分の気持ちに向き合い、最終的には彼の成長を見守るようになります。 -
ロブ
ロブは、ボーディたちが関わるアクションスポーツ業界の裏の顔を持つ人物で、危険な賭けや裏取引に巻き込んでいきます。彼は物語の中でボーディにとって重要な存在となり、物語のクライマックスではボーとの関係が大きな影響を与えます。 -
エリー
エリーは、ボーとジョニーのチームに新たに加わる女性で、非常に優れたスカイダイビングの選手です。彼女は、ボーのリーダーシップに対して賛同し、彼に協力しながらも、アクションスポーツの本質や限界について警告を発する役割を果たします。
4. 映像技術とアクションシーン
『X-ミッション』の最大の魅力は、極限のアクションシーンと、観客に手に汗握らせるスリリングな展開です。映画は、スカイダイビング、バンジージャンプ、パラグライダーといった、実際に危険なスポーツを多く取り入れており、それらのシーンはリアルに描かれています。
特に、スカイダイビングのシーンや、絶壁を登るシーン、急流を下るシーンなど、息をのむような迫力満点の映像が連続し、観客に強烈な印象を与えます。映画はCGを多用せず、実際のエクストリームスポーツの映像を取り入れることで、臨場感を高め、アクションファンにとってはたまらない体験を提供しています。
5. 映画のテーマとメッセージ
『X-ミッション』は、単なるアクション映画ではなく、エクストリームスポーツを通じて人生の選択や友情、裏切りといったテーマを描いています。ボーは、アドレナリンの興奮に依存し、命を懸けた挑戦を繰り返すことで自分を証明しようとしますが、物語を通してその生き方が必ずしも幸せをもたらさないことに気づきます。
映画は、冒険とスリルの中に人生における本当の価値を見つけることの重要性を伝えています。ボーが最終的にどんな選択をするか、そして仲間たちとの絆がどのように変化するかが、物語の中心となります。
6. 評価と影響
『X-ミッション』は、アクション映画として非常に高い評価を受けましたが、内容的には賛否が分かれました。特に、エクストリームスポーツやスリリングなシーンに興奮したファンには支持され、映像美や迫力満点のアクションは観客を圧倒しました。
一方で、物語の進行やキャラクターの描写については、少し薄いと感じる人もいたようです。それでも、エクストリームスポーツを題材にした映画としては新しい試みがされており、その点では評価されています。
7. まとめ
『X-ミッション』は、アクション満載で、エクストリームスポーツの魅力を存分に描き出した映画です。登場人物たちの成長と、極限状態での冒険が描かれる中で、友情や裏切りといった感情的な部分にも焦点を当てています。エクストリームスポーツが好きな人や、スリリングな冒険映画を楽しみたい人には非常におすすめの作品となっています
劇場公開当時スノーボードインストラクターとして働いていた私はどうしてもこの映画が見たくてとんでもない雪道を1時間以上かけて映画館まで足を運びました。
そんな苦労して見た映画がAmazonプライムの見放題でおすすめに入ってきたので4年ぶりのこの作品を見ることに。
当時も今も変わらないこの映画に対しての感想はは頭の中空っぽにして単純に映像を楽しむべきだということ。
賛否両論の意味はこの映画を見てもらえればわかるがストーリーが理解できないというかエクストリームスポーツと犯罪を結び付けたいがために強引な設定があるがもはや宗教染みた考えに理解不能。
そして主人公に感情移入が難しい。というかFBIなのに相手の犯罪者集団と一緒に行動をとり考えもほぼ同じ。むしろ一緒にスポーツしてるけどいつ捕まえるんだよ!って感じ。
FBIに入ってそっこー上司に「お前FBIやめろ」って言われてますからね。
犯罪者集団のボスの名前はボーディ。仲間からの信頼もあつく皆ボーディの言うことは聞く。
冒頭
2人の若者が断崖絶壁の細道をモトクロスバイクで爆走するシーンから始まる。
この時一人が崖から落ちてしまい生き残った青年が主人公となる。
主人公はユタ。冒頭のバイクで親友をなくしたことにより心を入れ替えたユタはFBIへ入り、エクストリーム犯罪集団を追うこととなる。
監督:エリクソン・コア
今や大ヒットシリーズ映画ワイルドスピードの記念すべき第一作品の監督。
キャスト
ジョニー・ユタ:元エクストリームスポーツ選手でFBI捜査官としてエクストリームスポーツ犯罪者集団を追う。
ボーディ:犯罪者集団のボス。オザキ8と呼ばれる修練を達成するために様々なエクストリームスポーツに挑む。
この映画はキアヌ・リーヴス主演の映画「ハート・ブルー」に着想を得て作成された。
ハート・ブレイクの原題は「Point Break Break」でサーフィン用語である。その名の通りハート・ブレイクではサーフィンしか出てこない。
それに対して今作品Xミッションはバイク、スカイダイビング、クライミング、スノーボードなど様々なド迫力映像が楽しめる。
スノーボードインストラクターであるわたしはスノーボードの滑降のシーンでは映像とともにジョーンズ!フロー!オークリー!ボンジッパー!とスノーボードの板のブランドやウエア、アイウエアなどを見てテンションが上がった。
またスタントは各分野のプロが行っているとのことなのでノーCGでの迫力ある映像が楽しめる。
私も本当にCGを使ってないのかいまだに疑ってるぐらいだ。ダムを爆発させて落石を避けながらバイクで走るのは可能なのかとか。
とにかくエクストリームスポーツの迫力ある映像を楽しむなら間違いなくおすすめ。
賛否両論ありますが私は楽しんで見ました。
Amazonプライムの見放題で見れますよ。