今回はBSでシリーズ6作品連続放送、映画ワイルドスピードMAXを視聴。
映画の冒頭からいきなりド派手なカーアクション、ドミニカ共和国の山岳地帯を走るガソリンを積んだタンクローリーにターゲットを絞り襲うドミニクファミリー。三台の車で襲撃するのだが無線のやり取りによると元々の予定では銀行を襲う予定だったようだがレティが言うにはこの国ではガソリンは金塊と同じだ!という理由でタンクローリーを襲撃。
レティがタンクローリーに飛び移り、ドミニクがタンクローリーの前に出てスピードをコントロールする。ハンの運転する車がタンクローリーの後ろから近づき走行しながら反転しタンクローリーの最後尾と連結。レティが前のタンクとの連結を凍らせハンマーで連結部を叩き、破壊して最後尾のタンクはハンのものに。続いてテゴの運転する車も次のタンクに連結するがここでタンクローリーがカーブにさしかかりタンクローリーの運転手がサイドミラーでタンクの上を歩いているレティを発見し、タンクローリーのスピードを上げドミニクの車に体当たり、さらに銃でドミニクの車を撃つ。この時レティはバランスを崩しハンマーを落としてしまい連結部を破壊出来なくなりテゴの運転する車が操縦不能になるが、ドミニクの車での体当たりにより連結部を破壊。
ここで急な下り坂に入りタンクローリーの運転手はペットのカメレオンを連れてタンクローリーを飛び降りる。
映画のの主人公はドミニクだがこのタンクローリーの運転手本当に可哀想。
運転手を失ったタンクローリーはスピードを増し暴れまわる車体からレティは降りられなくなる。ドミニクが車をバックで走行しながらタンクローリーに近づけレティはなんとかドミニクの車に飛び移ることに成功。しかしトレーラーの運転部分が行く手を塞ぎ、後ろからは炎を上げ横転しながら近づきてくるタンク。八方ふさがりの絶体絶命のこの状況からドミニクの車のドライビングスキルで燃え上がるタンクの下ギリギリを避け無事脱出。
ファミリーを大切にするドミニクですがこの頃はまだ盗みをしたり強盗したり悪党してましたね。久しぶりに見ると悪者!って感じがします。自分の中で譲れない正義があるというかヒールというか。
さて、ここでコアに映画を見ている方なら疑問に思うことがあります。そう、ハンは前作ワイルドスピードX3で東京で何者かに殺されているのです(のちの作品でこの犯人はジェイソンステイサム演じるデッカードということが判明)。つまりこのワイルドスピードMAXの時間軸はワイルドスピードX3よりも前の時間軸になるということです。
2009年10月公開 109分
監督:ジャスティン・リン
台湾・台北生まれ、米カリフォルニア育ち。
前作ワイルドスピードシリーズの3作品目である「ワイルドスピードX3」(TOKYO DRIFT)からシリーズ6作品目の「ワイルドスピードEURO MISSION」(Fast & Furious6)までメガホンをとる。
大コケした上に無かったことにされたかに思われたワイルドスピードX3だが(正直私も映画を劇場で見た当時は時間を無駄にしたと後悔しました)後の作品にしっかりと絡んできますので絶対に見ておくべきです。
ガソリンを盗むことに成功した夜。パーティーでドミニクとハンが話をしているシーンではドミニクはハンに一人でやっていけと伝え、ハンは東京に逃げることにすると答える。これがおそらくワイルドスピードX3に繋がる運命の分かれ道。
もう一人の主人公ブライアンの登場はロサンゼルスのビルを駆ける一人の男をパルクールさながら全力で追いかけるシーンから始まる。
男を捕まえブライアンの探してる人物がデビット・パークだということを突き止める。
1作目のワイルドスピードでブライアンがドミニクを逃がしてから2人は会っていません。恋人のような関係だったドミニクの妹であるミアとブライアンも同じくずっと会っていません。
レティが何者かに殺され、その殺人現場から車の特徴を割り出し調べた結果ドミニクもデビット・パークという人物を追いかける。
デビット・パークを追い詰めたところでドミニクとブライアンが再会する。ドミニクはブラガという人物の運び屋をしている時に殺されたことを聞き出す。
ブラガの組織の№2であるラモン・カポスが運び屋を選ぶためにレースがあることを聞き出し、ブライアンは麻薬カルテルに潜入するためにレースへ。
レースの集会場へシーンが切り替わりここでジゼルの初登場。最初はジゼルも敵でしたね。
ド派手なカーアクションが売りのワイルドスピードですが今作品はストーリー重視でした。
レティを殺した犯人は誰なのか、ブラガの正体は誰なのか。
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