Disney+の動画配信サービスで最初に見た映画はMARVEL作品でもディズニーアニメでもなく「ウィッチマウンテン/地図から消された山」です。
自分の意思でこの映画を選んだわけではなく、夕方リビングに行くと母親がこのDisney+のサービス使いこなしていてリビングのテレビに昨日セッティングしていたfire stick TVで「ウィッチマウンテン/地図から消された山」を見始めてたところだったのと、ドウェイン・ジョンソン出てるし間違いないなと思ったから一緒に見ました。
※この記事ではウィッチマウンテン/地図から消された山のネタバレ含みます。本編をまだ見ていない人はご注意ください。
映画情報
2009年公開のアメリカ映画。
1975年に公開された「星の国から来た仲間」のリメイク。
SFファンタジー作品。
上映時間98分。
登場人物
主人公:ジャック・ブルーノ:ドウェイン・ジョンソン
ラスベガスのタクシードライバー。過去に犯罪を繰り返して何度も刑務所を入ったり出たりを繰り返していたが現在は真面目に働く。
サラ:アナソフィア・ロブ
宇宙から来たエイリアン。女の子の姿をしている。
念動力と読心術が使える。人の心が読めるため、人間の中でも信頼できる相手かどうかを見抜いたり、主人公ジャック・ブルーノの恋心を読み取ってしまう。動物と会話をすることも可能で途中で犬を拾い最後まで可愛がる。
主人公のジャック・ブルーノのことを常に「ジャック・ブルーノ」とフルネームで連呼するためうっとうしがられる。
セス:アレクサンダー・ルドウィグ
宇宙から来たエイリアン。男の子の姿をしている。
サラの兄で体の分子の密度を操ることが出来る。密度を薄くして車や壁をすり抜けたり、密度を高くして車の衝突を受けても車を凹ませてしまったり。
アレックス・フリードマン博士:カーラ・グギノ
宇宙物理学者。ちゃんとした博士の肩書はあるものの突拍子もない説を唱えるため演説などを行っても人が集まらず馬鹿にされることも。
ヘンリー・バーク
政府の人間。
サラとセスが宇宙人だということを知り、研究材料にするためにしつこく追い回す。
ストーリー
主人公のジャック・ブルーノのタクシーに突然乗車していた宇宙人であるサラとセスを助けるために追ってくる政府と謎の宇宙人と戦う。
政府はUFOが不時着したことを確認しており、子供サイズの宇宙人2人が抜け出していることも把握しておりサラとセスを宇宙人と断定して追ってくる。
政府が研究のために隠した山を目指し、最後はUFOの中で追いかけてきた宇宙人と戦う。
感想
Disney映画なので後味の悪いバッドエンドはないだろうなと思い軽い気持ちで見ました。
11年前の映画なので、最近の映画のゴリゴリのムキムキのドウェイン・ジョンソンとは違いちょっとスラっとした印象。
宇宙人の女の子のサラがどこかで見たことあるな~と思って調べてみたら「チャーリーとチョコレート工場」のバイオレット役として出ている子役の女の子でした。いつもチューインガムを食べているあの憎たらしい女の子。今回のこの「ウィッチマウンテン/地図から消された山」の作品で演じているサラはとても素直でいい子の役立ったので「見たことあるなぁ~」と思ってもすぐに結びつきませんでした。
そして、途中から出てきた宇宙博士のカーラ・グギノ演じるアレックス・フリードマン博士も最近見たことある気がしたので調べてみたら、つい先月見たばかりの「カリフォルニア・ダウン」に出演していました。しかも「カリフォルニア・ダウン」の主人公はドウェイン・ジョンソン。そしてカーラ・グギノはその妻役として演じています。今作「ウィッチマウンテン/地図から消された山」では付き合うまではいかなかったもののお互いを意識しあういい感じのシーンもあり、人の心が読めるサラもお互い相手に特別な感情を持っているといっていたので展開としては付き合いそうな雰囲気でした。作品の中ではそこまでの描写はありませんでしたが。
この「ウィッチマウンテン/地図から消された山」の公開が2009年、「カリフォルニア・ダウン」の公開が2015年なので、映画としては一切つながりはないけれども、2009年の映画でいい感じになった2人が6年後の映画の共演で夫婦役をするなんて(離婚していたが再び再婚しそうな展開?)、映画の中とは全く関係のないところに気づいてちょっと嬉しい。
Disney+で見れる作品の一覧を見ていると意外とドウェイン・ジョンソンが多い。あんまりDisney映画の印象はなかったけど、この「ウィッチマウンテン/地図から消された山」はドウェイン・ジョンソンにとってDisneyの2作品目の映画だそうです。
映画を見終わった後に、映画の口コミを見ているとあんまり評価は高くないようですが実際に見てみると面白い。
低評価の理由もまぁ納得で自分も感じたけど、
「追ってくる宇宙人がなぜか1人しかいない」「主人公が重大な秘密を握っているならもっと大人数で追いかけてくるべき」
「政府が隠した秘密の山が簡単に見つかった」「追ってきていた宇宙人が最後急に弱くなった」など。
細かく見ると確かに突っ込みどころは満載でしたがDisney作品ですので子供も楽しく見れるってことで、あんまり宇宙人に本気出して大群で追いかけられても怖いし。
98分の映画でテンポも良くサクサクと見れました。
ドウェイン・ジョンソンは元犯罪者という設定でしたが最初から最後までなんだかんだずっと良い奴。ただのタクシードライバーが見ず知らずの宇宙人の子供2人を最後まで助けてあげる元犯罪者でした。
ドウェイン・ジョンソンがまだスキンヘッドではなく少し髪が生えてて坊主だったのが意外な作品でした。
『ウィッチマウンテン/地図から消された山』は、2009年に公開されたアメリカのアクション・ファンタジー映画で、ディズニーが制作しました。この映画は、1968年に公開された映画『地図から消された山』のリメイク版です。監督はアンディ・フィックマンで、主演はドウェイン・ジョンソン(ロック)とアナ・ソフィア・ロブです。
あらすじ
映画は、地図から消された神秘的な山「ウィッチマウンテン」にまつわる謎を解き明かすため、冒険に出るというストーリーです。ドウェイン・ジョンソン演じるトニー(トニー・ジェンセン)は、ラスベガスのタクシードライバーとして働く普通の男。しかし、ある日、異星人のような能力を持つ兄妹、セス(アレックス・ペティファー)とリズ(アナ・ソフィア・ロブ)と出会います。二人は、政府に追われる中、ウィッチマウンテンという場所に隠された秘密を探し求めています。
彼らを追う政府のエージェントから逃げながら、トニーは兄妹を助けるために山を目指します。次第に、山に隠された巨大な謎や異星人の存在、そして兄妹の特殊な力が明らかになり、物語はクライマックスへと向かいます。
キャスト
- ドウェイン・ジョンソン(トニー・ジェンセン)
- アナ・ソフィア・ロブ(リズ)
- アレックス・ペティファー(セス)
- キース・デヴィッド(エージェント・ブルック)
特徴
本作は、スリリングなアクションシーンと、ファンタジー要素を交えたストーリーで、家族向けに楽しめる内容になっています。また、映画に登場する特殊な能力を持つ兄妹のキャラクターが非常に魅力的で、観客に感情移入を促します。ドウェイン・ジョンソンは、その肉体的な演技とユーモアを活かし、物語に軽快なタッチを加えています。
主なテーマ
- 異星人との接触:物語の核には、異星人の存在とその秘密に迫るテーマが絡んでいます。
- 家族の絆:リズとセスの兄妹の絆が強調され、冒険の中で彼らの成長や絆が描かれています。
- 政府の陰謀:政府が隠す秘密に迫る、スリル満点なストーリー展開が特徴です。
視覚効果
映画は、異星人や超常的な力を描くためにCGIを多用しており、特にウィッチマウンテンでの冒険や、兄妹の能力が発揮されるシーンは視覚的に魅力的です。
この映画は、ファンタジーとアクションをうまく融合させた作品で、楽しさと驚きが詰まっています。