オーシャンズ8は2018年アメリカのコメディ映画作品。
日本での公開は2018年8月10日。
「オーシャンズ11(イレブン)」から始まった「オーシャンズ」シリーズの第4弾。
これまでの「オーシャンズ」シリーズと違うのはチームの主要メンバーが女性ということ。
女性らしく(?)ターゲットはニューヨークで行われるファッションショーでの強奪計画。
世界一セキュリティが厳しいといわれる世界最大のファッションの祭典“メットガラ”を狙う。
オーシャンズ〇〇に入るナンバーはチームのメンバーの人数を表し、話数を表すものではない。
今作品のオーシャンズ8も8話目という意味ではなく、オーシャンズ11,オーシャンズ12,オーシャンズ13に続く4作品目である。
時系列的にもオーシャンズ13の後という設定のようです。
監督
ゲイリー・ロス
1956年11月3日生まれ
ゲイリー・ロスの映画作品は「ハンガーゲーム」や「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」、「シービスケット」などがある。
登場人物
デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)
前作までの主人公ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の妹。
5年8カ月の服役を終え出所時の面接にて「2度と犯罪はしない。普通の生活を送る」と約束するが、その発言は全くの嘘で出所後も次々と盗みを働く。
さらには服役中にニューヨークでのファッションショーで大規模な盗みを行うことまで計画していた。
最近の映画では「ゼログラビティ」が特に印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
デビー・オーシャンを演じるサンドラ・ブロックはキアヌ・リーヴス主演の映画「スピード」で共演し大ブレイクを果たした女優。
ルー(ケイト・ブランシェット)
デビー・オーシャンの頼れる右腕。
とても頭がキレ、スカウト上手。
ルーを演じるケイト・ブランシェットの出演作品には「ロード・オブ・ザ・リング」や「ルイスと不思議の時計」「ロビン・フッド」
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」ではマーベル映画初となる女性のヴィラン(敵)を演じた。
ナイン・ボール(リアーナ)
ルーがスカウトしてきた凄腕のハッカー。妹も凄腕のハッカーのようで、妹がつくってきたアイテムを使うシーンもあります。
ナイン・ボールは本名ではないようですがこのオーシャンズ8の作品中に本名が登場することはありませんでした。
ナイン・ボールを演じているリアーナですが、本業はシンガーソングライターの歌手です。
リアーナという名前は聞いたことなくても歌は聞いたら絶対に誰もが聞いたことがある有名な歌手です。
たまに歌手がコラボレーションして映画に出たりすると大根だったり、ちょっと無理があるんじゃないかなってことがよくありますが、リアーナは非常に多彩で演技も抜群にうまくて映画の出演作品はこのオーシャンズ8だけでなく「バトルシップ」「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」などにも出演しています。
ローズ・ワイル(ヘレナ・ボナム・カーター)
神経質な“元”一流ファッションデザイナー。
ハリーポッターシリーズで凶悪な魔女であるデスイーター(死喰い人)、ベラトリック・レストレンジを演じたヘレナ・ボム・カーター。
アミータ(ミンディ・カリング)
天才宝石デザイナー。
ミンディ・カリングは映画「シュガーラッシュ」や「インサイド・ヘッド」などのアニメーション映画の声優なども務める。
タミー(サラ・ポールソン)
「ペンタゴンペーパーズ/最高機密文書」や「それでも夜は明ける」などの作品に出演。
コンスタンツ(オークワフィナ)
天才スリ。オーシャンズシリーズでこれまでマットデイモンが天才スリだったのでそのポジションでしょうか。
このオークワフィナはラッパーとしても活躍しています。
他の映画の出演作品は「コウノトリ大作戦」や「ネイバーズ2」などがあります。
ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)
美女ぞろいの今作品の中でも圧倒的主人公のアン・ハサウェイ。
オーシャンズ8のメンバーが狙う宝石を身に着けてファッションショーに出演するモデル。
「プラダを着た悪魔」や「インターステラー」。アメコミ好きの私的には大人気シリーズのバットマンにキャットウーマンとして出演した「バットマン ダークナイトライジング」が印象的。
身長170㎝と高身長の美女であるアン・ハサウェイは、同じく美女揃いの今作品の中でもひたすら目立つ。
見どころ
今作品は主要メンバーのほとんどが入れ替わっていますが、タイトル通りオーシャンズのチーム。
ダニ-・オーシャンを演じていたジョージ・クルーニーがオーシャンズ13の撮影終了後にオーシャンズシリーズを卒業したいという発言をしていたため続編はないと考えられていた作品ですが、今回ダニー・オーシャンの妹であるデビー・オーシャンがチームを作り計画犯罪を行うことで続編が制作された。
ダニー・オーシャンから妹のデビー・オーシャンに代わることによってメンバーも全員入れ替わるかと思いきや、オーシャンズ11からのメンバーも登場するところが見どころ。これまでオーシャンズシリーズを見たことがない人も楽しめるし、これまでのオーシャンズシリーズを見てきた人もより一層楽しめる作品となっている。
『オーシャンズ8』は、2018年に公開されたアメリカのクライム・コメディ映画で、監督はゲイリー・ロスが担当しました。この映画は、スティーブン・ソダーバーグが監督した『オーシャンズ11』シリーズ(2001年)のスピンオフで、全ての主演キャストが女性で構成されています。
あらすじ
主人公のデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、兄であるダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)と同じく、犯罪のプロフェッショナルです。彼女は、5年間の刑務所生活から出所した後、大掛かりな計画を立てます。それは、ニューヨークで開催されるメトロポリタン美術館のガラ・イベントで、巨額のダイヤモンドネックレス「ハリー・ウィンストン」の盗みを目論むものです。
デビーは、自分のチームを結成するために、個性豊かな女性たちを集めます。彼女はまず、かつての仲間であるルビー(リアナ・ヘディ)やハッカーのアミタ(ミンディ・カリング)、アクセサリー専門のダフネ(アン・ハサウェイ)など、さまざまな才能を持つメンバーを集めます。彼女たちは、数々の困難を乗り越えながら、完璧な盗みを成し遂げるために動き出します。
キャスト
- サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)
- ケイト・ブランシェット(ルビー・クレイブ)
- アン・ハサウェイ(ダフネ・クルーガー)
- リュダクリス(フィル・ウィルソン)
- オークワフィナ(コンスタンス)
- ミンディ・カリング(アミタ)
- サラ・ポールソン(ティリー)
- ヘレナ・ボナム・カーター(ローズ・ワイルダー)
特徴
『オーシャンズ8』は、女性たちの力強さとユーモアを全面に押し出した作品です。サンドラ・ブロック演じるデビーは、ダニー・オーシャンと同じく魅力的で頭の良い犯罪者として描かれ、他のキャラクターたちも個性豊かで、各自が得意分野を活かしながら犯罪計画を進めます。映画全体に流れる軽妙なユーモアや、女性同士の友情が見どころです。
また、豪華なキャスト陣が集まり、アクションやサスペンスだけでなく、キャラクター同士のやりとりも楽しませてくれます。特にアン・ハサウェイは、事件に巻き込まれる有名女優役を演じ、物語にスパイスを加えています。
主なテーマ
- 女性の力と団結:物語の中で、女性たちがそれぞれの能力を発揮し、チームワークを築き上げていく様子が描かれています。
- 犯罪と策略:複雑で巧妙な計画を練り、最高の盗みを実行するというスリリングな要素が中心です。
- ユーモアとエンタメ:映画全体に軽妙なユーモアが散りばめられており、サスペンスとコメディが絶妙に組み合わさっています。
視覚効果と演出
映画の映像美は、豪華なニューヨークの街並みや、メトロポリタン美術館内で行われるガライベントなど、華やかなシーンが盛りだくさん。ファッションや美術館内の装飾も映画の魅力の一部です。特に、盗みを計画するための精巧なセットアップやスリリングな展開が観客を引き込みます。
評価
『オーシャンズ8』は、娯楽性が高く、女性たちの活躍を描く点が新鮮で評価されました。シリーズのファンにも新しい魅力を提供し、成功を収めた作品となりました。
犯罪映画やスリラーが好きな方にはもちろん、女性キャラクターが活躍するストーリーを楽しみたい方にもおすすめの映画です。