今や大人気シリーズとなったワイルドスピードスピードシリーズの第一弾。
興行収入2億ドルとシリーズの初っ端からとんでもない作品ですね。
劇場公開当時「ドリブン」というシルベスター・スタローン主演のF1映画があり当時子供だった私はどちらのCMも頻繁にあったのでごっちゃになっていました。
いまならわかります。ドリブンはF1の映画ワイルドスピードはストリートレーサーが世界を救う映画です。
日本ではこのワイルドスピードというタイトルがすっかり定着していますがもともとのアメリカの原題はワイルドスピードではありません。
ワイルドスピード好きの間では知ってる人も多いかもしれませんが「FAST FURIOUS」です。直訳すると「スピードに狂った」的な言葉になりますが、わかりやすいニュアンスで言うと「スピードに憑りつかれた男たち」とか「スピードを愛した男たち」みたいな感じでしょうか。
この記事を執筆時点でワイルドスピードのシリーズはスピンオフの作品を含めて9作品公開されており、本来であればこの春にシリーズ10作品目となる映画も公開が決まっていました。しかしコロナウイルスの世界的な感染拡大により公開は中止となりこの10作品目の公開は来年以降に持ち越されました。
ワイルドスピードの世界では主人公であるヴィン・ディーゼル演じるドミニクとその仲間たちが、車を使って様々なトラブルを解決していく迫力満点のド派手は映画。
ドミニクの仲間はお互いをファミリーと呼び合い強い絆で結ばれている。
現在ではファミリーの人数もかなり増えてきたが、まずはシリーズ1作品目のファミリーからおさらい。
【登場人物】
・ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
ニックネーム:ドム
主人公であり、主要メンバーのボス。LAのストリートレーサーで街のレーサー達のカリスマ的存在。夜中に行われるゼロヨンレースを仕切る。
妹のミアと一緒に雑貨屋兼カフェと併設された自動車修理工場を経営。
トラックの物資を強奪など悪い一面をもつ。
・ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
ロス市警の青年
・レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)
主人公ドミニクの恋人。幼少期からの幼馴染。男性顔負けの運転技術と車の整備も得意。
・ミア(ジョーダナ・ブリュースター)
主人公ドミニクの妹。またブライアンのことが好きで付き合っているつもりだが・・・。
・ヴィンス
ドミニクの幼馴染。ミアのことが好きでブライアンと対立。ブライアンのことを潜入捜査官だということを見抜く。
主要なファミリーのメンバーではないが後のワイルドスピード MEG MAXにも登場する。
【監督】
ロブ・コーエン監督。
【ストーリー】
ロサンゼルス市警の巡査ブライアンが貨物強盗の犯人を探るため潜入捜査でストリートレーサーに扮しドミニクに近づく。
ドミニクと一緒にいるうちにドミニクの人間性の良さに惹かれ、ブライアンはだんだんと貨物強盗の犯人はドミニクであってほしくないと思うようになる。
ドミニクの妹ミアと恋に落ちるも潜入捜査官として本当に恋人になるわけにはいかないという葛藤。
ドミニクの信頼を得たブライアンはついに強盗のメンバーとして選ばれ声がかかる。
強盗作戦の終盤ドミニクの車が大破し、ドミニクを捕まえるチャンスだったがブライアンは自分の車を渡し逃走を見逃す。
【感想】
スピード感のある爽快なストリートレースの迫力と、潜入捜査官としてドミニクに近づいたが、だんだんドミニクのカリスマ性に惹かれていくブライアンの葛藤にどんどん引き込まれていく作品。
潜入捜査官としておとり捜査をしているブライアンがバレそうでバレない、もしかしたらバレてるけど泳がされてる、逆にブライアンが寝返るかも。みたいな想像が最後まで分からなかったが、最後の最後でファミリーとしての絆が見れて良かった。