瞬間移動が出来たらいろんなことできるのにな~なんて子供の頃に思ったことありませんか?
そんな誰もが憧れたことのある能力を突然授かり好き放題やっちゃう映画がこのジャンパーです。
2008年3月公開
上映時間88分
【主人公】
主人公はスターウォーズ・エピソード2/クローンの攻撃、スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐でアナキン・スカイウォーカー役で活躍したヘイデン・クリステンセン演じるデビッド・デビッドは子供のころ父親から暴力を受けて育ち、母親は幼いころに失踪。学校でもいじめられる冴えない少年だった。
【ライバル】
ライバルはサミュエル・L・ジャクソン演じるローランド。ローランドはパラディンと名乗るジャンパー抹殺を目的とする組織のトップエージェントだ。特殊な武器をつかい瞬間移動しようとするジャンパーに攻撃を与えることが出来る。
【恋人】
デビッドが幼いころから片思いしていたミリー。子供の頃いじめられっ子だったデビッドは当然思いを伝えることは出来なかったが、大人になり再開を果たす。
【仲間?】
もう一人のジャンパーであるグリフィン。デビッドを襲ってきたパラディンについても知っているようで力を合わせて戦う。
【ストーリー】
ある時、主人公のデビッドが凍った川に落ちてしまい出口の穴がわからず冷たい水の中でもがき苦しむ。なんとかして水面に出たいともがいていたときなぜか学校の図書館に瞬間移動していた。デビッドはこの時瞬間移動に目覚めジャンパーとなる。デビッドはこの能力を磨き銀行からお金を盗み出したり不法侵入したり好き放題。数年後には父親の元を離れ、生活の拠点をニューヨークに移し楽しい毎日を過ごす。
しかし、ライバルであるローランドが表れてから生活は一変する。ローランドは特殊な武器を使いデビッドを攻撃する。命の危機を感じたデビッドは何とか瞬間移動に成功するが着いた先は実家だった。ここで幼いころに片思いを寄せていたミリーに会いに行き再開を果たす。子供の頃のいじめられっ子だった時とは違い、この時にはジャンパーとしての能力がありジャンパーの能力で盗んだお金もあった。二人は飛行機を使いローマへ向かう。
閉館後のコロッセオでデートをしているところにもう一人のジャンパーであるグリフィンが表れる。さらにここへジャンパーを抹殺しようとする組織パラディンのメンバー2人が表れる。
デビッドとグリフィンは何とかパラディンから逃げることは出来たが、コロッセオで騒ぎを起こしたことで地元の警察に捕まってしまう。
しかしここで謎の女性が警察から逃げる手助けをしてくれる。この女性がデビットが幼いころに失踪した母親メアリーだったのだ。
デビットはミリーを危険に巻き込みたくないとアメリカへ帰し、グリフィンの隠れ家のあるサハラ砂漠へ。
ここでデビットはジャンパーとパラディンの戦いは中世の時代から続いていることを聞かされる。パラディンが襲って来る理由については、ジャンパーの能力は神の力であり人間が持っていていいモノではないかららしい。
家族も危険だということをグリフィンから聞いたデビッドが実家に戻ると父親はすでに殺されていた。父親を殺されたことによってパラディンと戦うことを決意したデビッドはグリフィンと共に戦うことを決意。そしてミリーの元へ行きジャンパーの瞬間移動能力など全てを話し最終決戦へ。
【感想】
初めてこの映画を劇場で見たときはまだ10代の頃で、ジャンパーの瞬間移動という能力のワクワクしながら見たのを覚えている。ストーリーの展開も早くテンポも良くて楽しくあっという間に見終わってしまった。
大人になった今改めて見ると、主人公が何の考えもなしに銀行強盗して自分のためだけに能力を使うのはどうなのかとか、もしかしてパラディンの方がやっていることは正しいんじゃないかとか色々別の視点から楽しむことが出来ました。
もちろん銀行強盗はよくないし、パラディンも神の力だから人間が使っちゃ駄目だ、とかじゃなくてもっとしっかりした理由があれば一段と楽しめたかも。
映画自体はとても面白かったし、絶対に続編ができそうなニュアンスで終わったからずっとジャンパー2が作製されるのを楽しみにしていたが、この映画の公開からすでに12年が経過しているのにいまだに何もないということは2はあきらめた方がいいかもしれないですね。
今回の映画ジャンパーのAmazonプライムで視聴しました。